【タイ】24年の日本食店数、3%増の5916店=ジェトロ

【亜州ビジネス編集部】

日本貿易振興機構(ジェトロ)は8日、「2024年度タイ国日本食レストラン調査」の結果を公表し、タイの日本食店数が前年比2.9%増の5916店に拡大したことを明らかにした。外食産業全体の競争が激化しており、店舗数は全国的に増加しているものの、伸びは前年(8.0%増)から鈍化した。

ウェブサイトなどでの店舗数調査を24年8~10月に、21社・団体への状況聞き取り調査を11~12月に実施。日本食メニューが過半である店舗を集計した。店舗数は07年の745店から右肩上がりに増えている。

業種別の店舗数は和定食、懐石などの「総合和食」が1439店(6.3%増)で最多。前年に最多だった「すし」は1279店(6.8%減)で2位に後退し、これに「ラーメン」が802店(8.2%増)で続いた。

地方別の内訳は、バンコクが2.7%増の2672店、近郊5県が2.7%増の873店、その他地方が3.1%増の2371店だった。

客単価別では101~250バーツが2057店で最も多く、これに251~500バーツが1401店で続いた。


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る