【カンボジア】シアヌークビル経済特区、24年の貿易額2割増

【亜州ビジネス編集部】

カンボジア南部シアヌークビル州のシアヌークビル経済特区(SSEZ)管理委員会は、2024年の同SEZの輸出入額が前年比21.3%増の40億7000万米ドルとなり、過去最高を記録したと発表した。23年の34.9%増からは伸びが減速したものの、大幅な増加が続いている。8日付プノンペンポストなどが伝えた。

カンボジア商工会議所のリム・ヘン副会頭は、世界的な需要拡大に伴って同SEZ内の生産活動が活発化し、原料輸入や製品輸出が増えたと説明。25年も輸出入の拡大が続くとの見方を示した。

同SEZは24年に28件の投資を誘致した。現在は202社が事業を行い、約3万2000人を雇用している。中国企業が多いが、欧米や東南アジアの企業も進出。縫製品や機械、電気・電子製品、家具、自動車タイヤなどを製造し、主にアジアや欧米に輸出している。


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る