【亜州ビジネス編集部】
郵船ロジスティクスは24日、南部ビンズオン省で食品専用の冷凍冷蔵倉庫を開業したと発表した。既存倉庫の一部を改装して設置した。新たにコールドチェーン(低温物流)サービスを提供し、モダントレード(近代的小売店)の急拡大や外食産業の需要増に対応する。
現地法人の郵船ロジスティクス(ベトナム)がタンドンヒエップB工業団地の自社倉庫を改装。総倉庫面積約1万平方メートルのうち約2000平方メートルを食品専用の冷凍冷蔵倉庫とした。11日に開所式を行い、同日に最初の貨物として食品メーカーの冷凍製品を受託した。
同倉庫はホーチミン市中心部や港湾、国際空港へのアクセスも優れているという。