【亜州ビジネス編集部】
セブン銀行は1月31日、マレーシアで現金自動預払機(ATM)の設置・運営事業を開始したと発表した。上半期中にコンビニエンスストア最大手「セブン―イレブン」を含む小売店内に計100台を設置する。
昨年設立した現地合弁会社のアバディ・タンバー・ムリア・インターナショナル・マレーシアが事業を開始した。ATMのブランド名は「リーチフル」で、まずは首都圏セランゴール州や、ジョホール州、ペナン州など現金ニーズの高い地域を中心に設置を進める。
セブン銀によると、マレーシアでは日常的に現金払いをする人の割合が7割を超え、ATMの平均出金利用件数が日本や他のアジア各国と比較して高いという。
現地で同コンビニを運営するセブン―イレブン・マレーシアは、複合企業ベルジャヤ・グループの傘下。国内で2500店舗余りを展開している。