【タイ】24年の投資認可額30%増、件数は24%増

【亜州ビジネス編集部】

タイ投資委員会(BOI)の発表によると、2024年の投資認可額は前年比30%増の9731億4700万バーツ、認可数は24%増の2953件だった。政府が投資促進を図る重点産業の認可額は6525億5500万バーツで、全体の67%を占めた。うち電気・電子が2582億8500万バーツで最大。これにデジタルが1013億9700万バーツ、自動車・部品が979億900万バーツで続いた。

認可額全体のうち、東部の経済特別区「東部経済回廊(EEC)」内の事業は4889億7800万バーツだった。

一方、24年の投資申請額は35%増の1兆1385億800万バーツ、申請数は40%増の3137件だった。足元で台湾や中国のプリント基板(PCB)関連企業の進出が増える中、データセンター(DC)やクラウドサービスを含むデジタル産業の投資額が全体の2割に拡大し、申請額は過去10年で最大となった。


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