【亜州ビジネス編集部】
観光・スポーツ省の集計によると、2025年1月の外国人来訪者数は前年同月比22.2%増の370万9102人だった。前年同月を上回るのは46カ月連続。新型コロナウイルスの影響が薄れる中で大きく伸びた。旧正月連休の時期のズレ(24年は2月、25年は1月)も影響したと見られる。前月比では2.3%増だった。中国からの来訪者が前年同月比で3割増え、国・地域別で最多となった。
国・地域別の来訪者数
◆中国=66万2779人(30.3%増)
◆マレーシア=44万3015人(37.7%増)
◆ロシア=25万5920人(16.8%増)
◆韓国=20万9065人(6.1%減)
◆インド=18万5809人(14.1%増)――の順に多かった。
◆日本は8万7441人(17.8%増)
新型コロナ流行前に全体の4分の1を占め最多だった中国は、22年に27万3567人と全体のわずか2.5%にとどまっていた。ただ、その後の回復で23年は352万1095人と全体の12.5%まで拡大し、2位にランクイン。24年は673万3162人と全体の18.9%を占め、国・地域別で再び最多となった。25年1月は全体の17.9%を占めた。