【亜州ビジネス編集部】
タイ投資委員会(BOI)は5日、バンコク都内に米ハリウッド映画「ジュラシック・ワールド」のテーマパークを建設する事業を認可したと発表した。大手財閥TCCグループ傘下の不動産開発会社アセットワールド(AWC)が手掛ける。認可額は12億バーツ。タイ国内の新たな観光名所になると期待される。
チャオプラヤー川沿いの屋外型商業施設「アジアティーク・ザ・リバー・フロント」の敷地4000平方メートルに開発。本物のように動く恐竜などを導入する。同テーマパークは東南アジアで初となる。地元紙によると、今年6月までの開業を予定する。
BOIは、2015~24年の10年間に観光関連の投資事業209件を認可した。ホテルや会議場、芸術文化施設、遊園地の開発事業などで、総投資額は2000億バーツに上る。