【亜州ビジネス編集部】
三菱電機は14日、脱炭素と循環経済の推進で大手財閥チャロン・ポカパン(CP)グループと提携すると発表した。三菱電機が持つ省エネ関連の技術などを活用し、CPグループの小売店や工場の電力消費を削減するほか、そこで得られる運用ノウハウを生かした事業機会について協議する。また、三菱電機の技術やCPグループの事業基盤を用いたプラスチックリサイクル事業の実現可能性を検証する。
このほど包括的な協力に関する覚書(MOU)を交わした。一社だけでは実現が難しい新たなソリューションや事業、環境価値を共同で創出し、社会課題の解決に貢献するとしている。将来のAI(人工知能)やロボットの活用なども視野に、連携を強化する。
脱炭素の分野では、CPグループの一部小売店や工場で導入している三菱電機の省エネソリューションなどを、他の工場や小売店、農場、ビルなどに水平展開する。グループ全体の電力消費を削減すると共に、獲得した運用ノウハウの活用による事業機会も検討する。
循環経済の分野では、タイでプラスチックリサイクル事業の共同展開を目指す。三菱電機が日本で培った関連技術を用いるほか、プラ製品の販売や回収、リサイクル、再利用などに関わる幅広い企業や業界団体、政府機関と連携する。