【タイ】日産自の第1工場、6月までに閉鎖へ

【亜州ビジネス編集部】

日産自動車は13日、経営再建策の一環としてバンコク東郊のタイ第1工場を含む世界3カ所の工場を6月までに閉鎖すると発表した。生産拠点の再編などを進め、全体で固定費と変動費を計4000億円削減する。

タイ法人のタイ日産自動車はサムットプラカーン県で2工場を運営。第1工場は小型セダン「アルメーラ」とスポーツ多目的車(SUV)「キックス」、第2工場はピックアップトラック「ナバラ」とナバラをベースとするSUV「テラ」を生産してきた。

日産は世界全体の生産能力を2024年度の500万台から26年度に400万台まで削減する方針。中国で150万台から100万台に削減済みで、他に中国以外で350万台から300万台に減らす。車両組立工場とパワートレイン工場では25年度に5300人、26年度に1200人の人員削減を行う。


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