【中国】25年乗用車小売見通し2343万台、乗聯会が小幅に上方修正

【亜州ビジネス編集部】

中国の自動車業界団体、全国乗用車市場信息聯席会(乗聯会)の崔東樹・秘書長はこのほど、2025年の乗用車販売見通しを小幅に上方修正した。小売台数は前年比2%増の2343万台に伸びると予測している。1月時点の予測値から7万台(0.3%)引き上げた。香港メディアの信報が25日付で伝えた。

一方、乗用車の輸出台数は前年比10%増の527万台を予想している。1月時点の予測値から3万台の幅で下方修正した。ウクライナ情勢や米国の政策による影響が不透明なことが下方修正の理由。状況次第では、一段の下方修正もあると説明した。

このほか、新エネルギー乗用車(乗用NEV)の卸売台数は前年比28%増の1565万台と予測。1月時点の予測値から3万台引き下げた。全体の卸売台数は前年比4%増の3266万台を見込む。1月時点の予測値から1万台引き下げた。


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