【亜州ビジネス編集部】
バーコードやRFID(無線自動識別)など自動認識ソリューション商品の開発・製造を手掛けるサトーホールディングス(本社:東京都港区)は25日、ハノイ市の工場で消費する電力を全て再生可能エネルギー由来に切り替えると発表した。国際的な再エネ電力証書の「I-REC(アイレック)」を今年から活用し、再エネ由来の電力調達を進める。
現地法人のサトーベトナム(SVC)が、タンロン工業団地(TLIP)に構える工場の消費電力を100%再エネ化する。同工場の年間消費電力量は、2023年度に1228メガワット時(MWh)だった。
SVCは04年設立。バーコードプリンターとハンドラベラーの製造拠点で、世界各国に製品を供給している。