【フィリピン】あすか製薬が地場同業に出資、甲状腺分野で協業

【亜州ビジネス編集部】

あすか製薬(本社:東京都港区)は3日、フィリピン同業のメドチョイス・ファーマと甲状腺製剤分野で協業すると発表した。メドチョイスの持ち株会社に出資し、東南アジアで事業拡大を図る。あすか製薬も同分野を強みとしており、相乗効果が見込めることから協業を決めた。

持ち株会社FTSアンブローズ・ホールディングスの株式21%を来月8日に取得する。取得額は非公表。FTSは2003年設立で、資本金は450万円。

メドチョイスは、特定分野・慢性疾患向けの医薬品を取り扱う。特に甲状腺製剤分野で高い市場シェアを持つという。

あすか製薬は東南アジアで事業拡大を進めており、ベトナムでは地場大手ハタイ製薬の株式を段階的に買い進めて今年2月までに40%を出資。支配力基準により子会社化している。


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