【亜州ビジネス編集部】
工業団地開発大手アマタ・コーポレーションは、2024年の土地販売面積が前年比2.5倍の305万9200平方メートルだったと発表した。内訳はタイが3.5倍の230万8800平方メートル、ベトナムが25.7%増の75万400平方メートル。中国など海外企業の生産移転が増えたことが追い風となった。
土地販売による売上高は87.4%増の90億400万バーツだった。このほか、賃貸工場など賃貸事業の売上高も12.3%増の9億4000万バーツと拡大。全体の売上高は53.6%増の149億100万バーツ、純利益は41.4%増の34億7300万バーツとなり、大幅な増収増益を達成した。
アマタはタイとベトナム、ラオス、ミャンマーで計11件の工業団地を運営・計画している。合計の開発面積は150平方キロメートル以上。日本や中国などの多国籍企業を誘致している。