【亜州ビジネス編集部】
ホンダの現地法人ホンダ・マレーシアは、2025年の新車販売台数を8万3000台に引き上げる目標を発表した。前年を2%上回る水準。電気自動車(EV)を含む新型車3モデルの投入などを計画し、国内市場でシェア10.6%の獲得を目指す。
24年の販売台数は8万1600台で、当初目標(9万5000台)を下回った。ただ、非国産乗用車部門では14年から11年連続の首位を維持。スポーツ多目的車(SUV)「HR-V」と小型セダン「シティ」の2モデルで販売全体の5割以上を占めた。ハイブリッド車(HV)も引き続き好調で、国内HV市場の約3割を占めている。
25年は同社初のEVとしてSUV「e:N1」を投入する計画。また、既に1月から新型の小型車「シビック」を投入している。