【亜州ビジネス編集部】
運輸省陸運局の集計によると、2025年2月の電気自動車(EV、7人乗り以下の乗用車のみ集計)の国内新車登録台数は前年同月比43.4%増の5061台だった。プラスは7カ月ぶり。ブランド別では、中国EV最大手の比亜迪(BYD)が1115台(4.4%増)でシェア22.0%を占め、20カ月連続で首位だった。
ブランド別の2位以下
◆中国・広汽埃安新能源汽車(AION)=854台
◆中国・長城汽車の「欧拉(オーラ)」=412台
◆中国・上海汽車の「MG」=408台
◆中国・合衆新能源汽車の「ナタ汽車(NETA)」=288台
◆米テスラ=250台
◆中国・吉利汽車の「ジーカー(極コク)」=232台
◆BYD傘下の「デンツァ(騰勢)」=215台
◆中国・長安汽車の「深藍(ディーパル)」=202台
◆スウェーデンのボルボ=197台
◆中国・奇瑞汽車(チェリー)の「ジェイクー」=122台
◆中国・小鵬汽車(エックスポン)=112台――などが続いた。
モデル別ではBYDの小型車「ドルフィン(海豚)」が647台で最も多かった。
1~2月のEV新車登録台数は前年同期比3.2%増の1万7382台。
ブランド別
◆BYD=5477台
◆AION=1889台
◆MG=1767台
◆深藍=1565台
◆ナタ汽車=1273台
◆騰勢=984台
◆欧拉=926台
◆長安汽車=476台
◆ボルボ=454台
◆極コク=415台――の順に多かった。