【マレーシア】日本政府系INCJ、通信アシアタ系から出資引き揚げ

【亜州ビジネス編集部】

日本の政府系ファンドのINCJ(旧産業革新機構)は14日、マレーシア通信大手のアシアタ・グループ傘下で通信塔を運営するイードットコ・グループから出資を引き揚げると発表した。保有する全株式を、マレーシア政府系投資会社のカザナ・ナショナルに譲渡する。

INCJは2017年からイードットコに出資参画。これまでに4億米ドルを投じてアジア各国での事業拡大を後押し、日本の通信インフラシェアリング大手JTOWERとの事業連携も支援してきた。

イードットコはマレーシアやインドネシア、カンボジア、バングラデシュなど9カ国で事業を展開。合計で約5万3000基超の通信塔を管理している。


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