【中国】新朋のタイ工場完成、車部品など量産へ

【亜州ビジネス編集部】

自動車の金属部品などを生産する上海新朋実業は19日、タイ東部ラヨーン県の子会社が進めている工場の建設で第1期の主要工事が完成したと発表した。海外市場での競争力を強化する。最大1億米ドル(約150億円)を投じるもので、自動車部品や電池ケース、データセンター(DC)用のキャビネットを生産する計画だ。

アマタシティー・ラヨーン工業団地の敷地5万1200平方メートルに工場を設けた。早期の稼働開始を目指す。2023年に設立した現地法人のイノインダストリー(英諾実業)を通じて工場を運営する。同法人の登録資本金は5億バーツ(約22億2000万円)。新朋が全額出資する。

1997年設立の新朋実業は、上海市に本社を置き、同市や江蘇省や揚州市で工場を操業してきた。自動車部品は独フォルクスワーゲンなどに供給している。


亜州ビジネスChina
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