【タイ】アイシン現法が電動ユニットを初生産、三菱自HV向け

【亜州ビジネス編集部】

アイシンは21日、三菱自動車がタイで20日発表したスポーツ多目的車(SUV)「エクスフォース」のハイブリッド車(HV)版に自社のハイブリッドユニットが採用されたと発表した。現地法人のアイシン・パワートレイン(タイランド)(AIPT)を通じて生産する。東南アジアでの電動ユニット生産は初めてとなる。

同ユニットは三菱自動車と共同開発したもので、駆動モーターとギアボックスで構成。アイシンから三菱自動車へ直接販売する。今回の生産開始を皮切りに、アイシンは電動化に対応する生産体制の構築を海外でも推進する。

エクスフォースのHV版は、三菱自動車の現地法人ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)が東部チョンブリ県の工場で生産。20日に受注を開始した。販売価格は89万9000バーツ(約400万円)から。走行状態によってエンジンとモーターを使い分ける「シリーズ・パラレル方式」を採用している。


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