【タイ】ニチレイロジ、首都北郊で物流センター開所

【亜州ビジネス編集部】

低温物流のニチレイロジグループ本社は、バンコク北郊パトゥムタニ県に「ナワナコン物流センター」を開所したと発表した。食品加工企業が集積する首都北郊で高付加価値なサービスを提供し、バンコク都内や北部方面への配送効率化も図る。

素材最大手サイアム・セメント(SCC)との合弁会社、SCGニチレイ・ロジスティクスを通じて先月20日に開所式を行った。設備能力は3万5100トン。25基の接車バースを備えるほか、多温度帯保管や急速凍結、解凍、流通加工などの機能も持つ。

同合弁は首都東郊の「バンナー物流センター」で保管や輸配送サービス、急速凍結・流通加工などの付加価値サービスを提供してきた。両センターとも同水準の設備を持ち、今後は拠点間ネットワークの構築を通じて新たな保管・運送ニーズにも対応するとしている。


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