【タイ】タイ正月の消費額5%増、過去6年で最大に=商議所大

【亜州ビジネス編集部】

タイ商工会議所大学(UTCC)の経済ビジネス予測センター(CEBF)は、2025年4月半ばのタイ正月(水かけ祭り、ソンクラーン)の消費額が前年比4.5%増の1346億3173万バーツに拡大するとの予測を発表した。20年以降の過去6年で最大になる見通し。ただミャンマーで3月28日に発生した大規模地震の影響などで、新型コロナウイルス流行前の19年(1358億3756万バーツ)は下回るとみている。

全国1300人から得た回答を集計・分析した。地元各紙によると、連休中に「観光または帰省を計画している」と回答した割合は全体の72.1%に達し、19年以降で最大となった。また、「前年より支出を減らす」と回答した人は5.0%にとどまり、過去9年で最小だった。

大規模地震の影響については、「通常通り支出する」が74.5%、「支出を減らす」が11.1%、「支出を増やす」が14.4%だった。また、71.7%が「観光または帰省の計画を変更しない」と回答した。


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