【亜州ビジネス編集部】
米フォード・モーターの現地法人フォード・セールス・アンド・サービス(タイランド)のウィチット社長は、東部ラヨン県の工場がフル稼働となる見通しを明らかにした。
豪州など輸出先での需要増に対応する。プラチャーチャート・トゥラキットが8月31日付で伝えた。
輸出先のアジア太平洋地域で需要が回復傾向にあるという。
今年後半から来年にかけて輸出向け生産が拡大する見通し。特に豪州での需要回復が顕著で、1トンピックアップトラック「レンジャー」などの生産を急いでいる。
生産会社フォード・タイランド・マニュファクチャリング(FTM)の工場では、9月上旬の休日を返上してラインを稼働する。