【亜州ビジネス編集部】
1日、海洋エンジニアリングのT7グローバルは造船事業を手掛ける100%子会社のT7マリーンが三井E&S造船(東京都中央区)と提携を結んだと発表した。
今後3年間、ベトナムでの船舶商機獲得に向けて協力する。具体的には、同国の海軍と海上警察に船舶の売り込みをかける。
両社は過去2年、マレーシアでの船舶事業で提携。東南アジアで海軍艦艇やパトロール船の需要が高まる中、ベトナムでも商機を得られるとみてさらなる協力を決めた。1日付ザ・エッジ・マーケッツが報じた。
T7グローバルは、石油・ガスの探査や生産に使われる浮体式海洋設備や支援船の建設・供給を事業の中核としているが、他の船舶分野にも進出する方針。