【ベトナム】古河電工が新工場、車用アルミハーネス生産増強

【亜州ビジネス編集部】

古河電気工業は2日、傘下の古河ASが南部ビンロン省にベトナム3カ所目の生産拠点を設けると発表した。

アルミ電線を組み込んだ自動車用ワイヤハーネスの生産能力を増強。来年8月にも操業を開始し、日本や北米に出荷する予定。

アルミワイヤハーネスは自動車の車両軽量化ニーズで需要が高まっているという。

工場運営の新会社、フルカワ・オートモーティブ・システムズ・ビンロン・ベトナム(FAVV)を、6月にビンミン工業団地内に設立。資本金800万米ドルは古河ASが全額出資した。ホーチミン市と南部ベンチェー省にある既存生産拠点の人的資源を活用し、早期の事業立ち上げを図る。2024年3月期に売上高220億円を目指す。


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