【亜州ビジネス編集部】
三菱商事は14日、ジャカルタ近郊のスマートシティー開発事業に参画すると発表した。
シンガポール国営投資会社テマセク・ホールディングスと設立した合弁会社を通じて、現地の不動産開発最大手シナールマス・ランドと事業会社を設立。デジタル技術を導入し、渋滞解消や省エネなどを推進する。100万平方メートル超の新規開発用地に住宅や商業施設などを建設し、公共交通に軸足を置く公共交通指向型開発(TOD)を行う。
ジャカルタ中心部から南西に約25キロメートルに位置する人口約20万人のブミ・セルポン・ダマイ・シティー(BSDシティー)内で開発を進める。住宅や商業施設のほか、学校、病院、公園なども建設。