【中国】中国スマホ大手「vivo」、重慶工場の生産能力増強へ

【亜州ビジネス編集部】

業界大手の維沃移動通信有限公司(vivo)は16日、重慶経済技術開発区の南岸区・江南新城で重慶工場第2期プロジェクトを着工、5G通信端末の生産能力を増強する。

投資額は4億6000万人民元(約71億3000万円)を想定する。地元政府が報告した。

第2期プロジェクトの工場敷地は面積160ムー(約10.7ヘクタール)。延べ床面積10万平方メートルの研究・開発、生産拠点を整備する。稼動時には、vivoは重慶市南岸区の研究チームを3000人規模にまで拡大する計画だ。

同社の重慶・第1期プロジェクトは、出荷を順調に伸ばしている。今年上半期の出荷台数は1049万台に達した。生産額は100億人民元を超える。輸出入額は1億9000万米ドル(約200億円)に上った。

vivoは今年、スマホ端末生産に占める5G対応機種の比率を50%超にまで高める方針という。


亜州ビジネスChina
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