【亜州ビジネス編集部】
格安航空会社(LCC)のベトジェットエア(VJC)は、日本と韓国、台湾行きの国際線を9月29日に再開すると発表した。新型コロナウイルス流行を受け、ベトナムでは3月末に国際線の定期便を停止しており、半年ぶりの運航となる。ベトナムニュースが17日付で伝えた。
各路線とも週1便運航する。ホーチミン市〜東京線を火曜、ホーチミン市〜ソウル線を水曜、ハノイ〜台北線を木曜。ベトナム発の乗客は搭乗3日前以降に受けたPCR検査の陰性結果を提出する義務がある。また到着後は現地の検疫措置に従うことが求められる。
ベトナム政府は3月末、新型コロナ流行を受けて全ての国際線を原則停止。特別なケースを除いて来訪を禁止していた。ただ感染状況が落ち着いたことを受け、政府は今月15日から感染の危険性が低い中国本土、日本、韓国、台湾の路線再開を承認。22日以降にラオスとカンボジアをつなぐ路線の再開を認めている。