【亜州ビジネス編集部】
三菱電機は17日、マニラの現地法人内にファクトリーオートメーション（FA）機器のサービス拠点を設けると発表した。来月1日に業務を開始する。
日系企業が多数進出し、FA機器の需要が高まる現地に拠点を設けることで、より迅速かつ柔軟な顧客対応をできるようにする。
昨年設立した現地法人メルコ・ファクトリーオートメーション・フィリピン内に「フィリピンFAセンター」を開設。FA機器に関するトレーニングや技術相談、システム提案などを日本人1人を含む31人の技術者が行うという。
これまでシンガポールの「アセアンFAセンター」がフィリピン国内も担当していたが、現地化によってタイムリーなサービス提供を図る。
国内では電気・電子や自動車、食料・飲料など幅広い業種でFA機器のサービスに対する要望が高まっているという。
