【亜州ビジネス編集部】
25日、北京の新空港、北京大興国際空港が開港から1周年を迎えた。
新空港を通じて、首都国際空港に集中する発着を分散させる目的があり、航空各社は段階的に大興空港の利用便を増やしている。大興空港で1日当たりの運航本数は開港当初の約200便からこれまでに600便を超えた。北京日報が25日付で伝えた。
中国3大航空会社の一角を占める中国南方航空は足元で北京便の80%を大興空港にシフト。また中国東方航空と傘下の格安航空会社(LCC)である中国聯合航空は合わせて87%の北京便を大興空港に移した。
現在、大興空港を利用する中国の航空会社は18社で、国内便187路線を運航している。開港からの旅客数は9月22日に1000万人の大台を突破。年内に1600万人に達する見通し。