バンコク コマツ フォークリフト
フォークリフトの販売・メンテナンス
世界企業「コマツ」が目指す
技術革新と安全への願い
建設機械業界の世界第2位「コマツ」がタイに進出したのは1956年。当初フォークリフトはコマツ建機代理店の産業車両部門としてスタートし、1959年にタイ向けの輸入を開始した。2011年4月にフォークリフト部門を独立させ「バンコク・コマツ・フォークリフト」を設立。一方、同年コマツはフォークリフトの開発・生産を統合。建機の油圧・電子制御技術を取り入れるなど、技術革新に本腰を入れ始めた。革新の成果は、新機種「FHシリーズ」で発揮された。新開発の油圧駆動式トランスミッション「電子制御HST」、油圧システム「可変ポンプCLSS」など、コマツの最新鋭テクノロジーが注ぎ込まれた。結果、同社の従来機種に比べて燃費を最大3割低減させたほか、建機で導入している稼動管理システム「KOMTRAX(コムトラックス)」を標準搭載。作業状況や燃料消費量などをリアルタイムで「見える化」し、生産性が向上した。たゆまぬ技術革新の一方、販売先に対するソフト面でのサービス拡充を進めている。月150人以上の運転技能講習の受け入れ実績がある中で、コマツはタイ進出60周年を迎える2016年、バンコク郊外にトレーニングセンターをオープンする予定だ。「タイにはフォークリフトの免許がないため、運転技術や安全がおろそかになり、作業現場での重大事故につながりやすいのが現状です。トレーニング設備を作り、運転技術を伝えることはお客様へ安全を還元することになると思っています」と明 真佐志副社長は語る。タイでの60年に及ぶ経験と実績をもとに、グローバル企業「コマツ」は確かな製品と、安全を顧客に提供し続ける。
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※この情報は2015年11月現在の取材を元にしています