C.S.I. タイランド
ソフトウエア開発、ITインフラ構築、システム運用・サポートなど
タイ生まれの日系企業。最大の武器は“信頼”
独自システム開発の実績と人材の厚みに自信
「タイで生まれた会社だからこそ、お客様のタイでの課題がわかるんです」。そう話すのは、設立25年を迎えた日系SI企業“C.S.I.”の森敦則営業部長。同社は、1991年の立ち上げ以来、顧客業務に合わせたスクラッチ開発(ゼロからのシステム開発)に力を注ぐことで、信頼を勝ち得てきた。長年に渡り、あらゆる業種・業態へシステムを導入することで、商習慣や法律といったルールが、日本とは違うタイに特化したシステム開発を実践。日系SI企業としてのタイでの“実績”は、業界でも一目置かれる存在までに成長した。また、昨今では、顧客のASEAN進出に伴い、海外展開も図る。陣容も約400人に拡大、さらなる増大を続ける。同営業部長が「(C.S.I.の)特色のひとつが、レベルの高い人材を揃えている点と、日本的なきめ細やかなサービス品質でしょう」と話す通り、対日系顧客向けには、エンジニアを含む30人の日本人とIT専門用語を得意とする日本語を話せるタイ人20人を擁する。また、顧客視点での業務・業種特有の課題を見つけ、解決するため、システム開発には2~4ヵ月のヒアリング期間を設けている。「お客様のビジネスを停滞させず、これまで以上のパフォーマンス向上のお手伝いをします」。
一方、これまで、オーダーメイドでのスクラッチ開発で多くの実績を積んできた同社だが、ニーズに応える形で、システム導入が簡便なERPパッケージ(統合型ソフトウエアパッケージ)提供を開始。当然、同社が責任を持って対応できるよう、カスタマイズも請け負う。「タイですべてをサポートできることが弊社の強みです」。タイでの厚い信頼は、揺るがない。
※この情報は2016年01月現在の取材を元にしています