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今日から髪にイイコト! – Tips
- カラーがすぐに落ちしてしまうNGな行動ってありますか?DEAR Hair Designの平井です。皆さん、美容院でキレイにカラーをしたらなるべく長持ちさせたいですよね? 今回は、色落ちを進行させる5つのNGな行動をお伝えします。 ①成分表にラウレス硫酸、ラウリル硫酸、オレフィン、スルホコハク酸が記載されている石油系シャンプーの使用。 ②頭皮にダメージを与える熱いお湯でシャンプーすること(36〜38℃くらいがベスト)。 ③髪を濡れたまま放置すること。 ④高熱のヘアアイロン(120〜160℃がおすすめ) ⑤色落ちが促進されるアルカリ性の温泉に髪が触れることです。 特に③はキューティクルが開きっぱなしになり、その間に髪が傷みやすくなるため色落ちも加速してしまいます。シャンプー後はすぐに髪を乾かしましょう! この他、海やプールの水も色落ちに直結するため事前に紫外線防止スプレーをかけるのが◎。
- 髪と頭皮の老化は 何が原因で起こるんですか?皆さんこんにちは。ヘアサロン「S」のシャンプーソムリエ・森です。今回は、髪に関わる最新の研究をもとに、老化の原因を解説します。 私が所属するシャンプーソムリエ協会が取り寄せた、有名大学に所属する某教授のデータによると、老化には「酸化」「炎症」「糖化」の3つが大きく関わっているのだそう。酸化と炎症は、紫外線とアルコールの多量摂取、ストレスが主な原因であり、糖化は糖分の過剰摂取が大きな原因だと述べられています。 これらにより、まず肌の老化が進行し、そこから色素幹細胞が低下。こうして白髪の発生へと繋がります。このような老化を抑制するために、酵素や水素を用いた悪玉活性酸素の分解が重要なのだとか。白髪予防や美髪、美肌、さらには“若返り”へと導きます。 白髪予防や若返りに関心がある方は、いつでもお気軽にご相談ください♪
- 頭皮の色で髪の健康状態が分かるって本当?タイに来てから強い日差し、硬水、食生活の変化などで頭皮環境も変わったというお客さまの声をよく聞きます。頭皮の健康状態の簡単な見分け方は、ズバリ頭皮の色味。①「青白い頭皮」②「黄色い頭皮」③「赤い頭皮」④「茶色い頭皮」の4つに分けられます。 ①は健康な状態なので特に気にすることはありませんが、②は酸化のサイン。地肌が酸化しエイジング(老化が進んだ)毛が増えやすい状態です。③は炎症を起こし白髪や抜け毛が増える不健康な状態であり、寝不足や疲れによる一時的なものから白髪や抜け毛、髪やせを引き起こす慢性的なものも。④は②③が同時に起きている状態で、黄色い頭皮からくるエイジング毛、赤い頭皮からくる白髪や抜け毛の両方が発生しやすくなっています(40代後半~60代に多い傾向)。②〜④に該当された場合は個人で悩まずに、行きつけのヘアサロンで相談してみましょう。
- 「ノンシリコンシャンプー」って髪にいいと思って大丈夫ですか?日頃から「ノンシリコンシャンプー」の良し悪しについて聞かれるのですが…、実はいいとも悪いともハッキリ言えないんです。 そもそも、シリコンをシャンプー剤に使う理由は、指通りが良くなり静電気が起こらず、ツヤが出るというメリットがあるからです。その一方で、入れすぎると泡が出にくくなり、摩擦が起こるというデメリットも。安価なノンシリコンシャンプーは髪がきしみ、静電気が起きてしまうのですが、高級なノンシリコンシャンプーはシリコン以外の摩擦軽減成分が入っているため、髪にいい「ノンシリコンシャンプー」と言えますね。 けれど、なぜ世の中には「ノンシリコンシャンプー」が多くあるのでしょう? どうやら、「なんとなく良さそう」という認識が広がっているからという説が有力です。“いいシャンプー”と出合うためには、美容師さんに聞くことが一番。気になる方はいつでもご相談を。
- ドライヤーが暑くて自然乾燥で対処しているんですが、OKですか?年中暑いタイにいると、ついついやってしまいがちな自然乾燥。けれど自然乾燥すると菌が繁殖しやすく、髪のニオイの原因になります。タオルを巻いたまま放置してしまうと、雑菌が繁殖することに…。多少時間はかかりますが、シャンプー後は基本の3ステップがポイント。 ①「タオルドライ」。できれば吸水性の高いタオルを使って、ゴシゴシこすらずに優しく揉み込むように短時間でタオルドライをしましょう。そして次に②「温風でドライ」。①後は、乾きにくい根元部分から熱を分散させながら「完全に乾く一歩手前」まで乾かします。そして最後に③「冷風で仕上げ」。低温でしっかり完全にドライしましょう。そうすることで髪にツヤが出てスタイルがキープできるので、翌日のスタイルも作りやすくなりますよ♪ 頭皮や髪のケアのためにはもちろんですが、“髪全体に優しい”やり方が一番ですよね。
- タイの水にもっとも適した シャンプー剤って?日本と異なるタイの水質に戸惑っている方から、こういった質問を毎日のように伺います。まずおさらいしておくとタイの水は硬水であり、水に含まれる金属物質によって髪がごわつくというデメリットがあります。また、タイ製のシャンプー剤はタイ人の洗髪習慣に合わせて3日に一度の洗髪に対応できるよう洗浄力を強化しているため、髪にダメージを与えてしまうものがほとんどです。 人それぞれ髪質が異なるため、最適なシャンプー剤についてひと言で「コレがいい」と断言できないのですが、鍵を握るのが「アミノ酸」です。アミノ酸でできたシャンプー剤は、硬水でも泡立ちが良くかつ栄養が髪に入りやすいという特長があるので、シャンプー剤を選ぶ際には成分表に明記されているかどうか確認すること習慣をつけましょう。きっと、皆さんの髪にとっていいことが訪れるはず。ぜひ一度お試しください。
- “美髪”になるためには何に気をつければいいの?今回は髪を美しく保つために知ってもらいたいことをお話します。みなさんは「シャンプー=洗髪」「トリートメント=髪をキレイにするもの」と思っていませんか? これは間違いではないのですが、安価なシャンプーは洗浄力が強いものが多く、頭皮や髪の毛に必要な油分や成分まで取り除いてしまうことがあるんです。また、せっかくサロンでトリートメントや髪質改善を行っても、そういった洗浄力の強いもので洗うと効果が薄まってしまう原因に…。そうするとカラーやパーマ、紫外線によりダメージを負った髪から栄養分が失われ、“髪の空洞化”にも繋がります。この空洞化が進むと髪にハリやコシ、ボリュームが無くなり、やがて枝毛などのトラブルを導くことも。 まず髪をキレイに、長く維持したいならシャンプーから見直してみてください。それが、スタイルづくりの土台にもなると思いますよ。
- 市販の安価なシャンプーを使う時のポイントは?突然ですが、ヘアサロンを利用したらサロン専用のシャンプーを美容師さんにおすすめされませんか? それは市販のシャンプー、特に安価な商品は皆さんが想像する以上に髪にダメージを与えてしまうからなんです。シャンプーソムリエ協会がカラーまたはパーマを1回以上経験したことがある人を対象に、1本500円以下のシャンプーで髪を洗ってもらう実験をしたところ、たった1回で髪の毛約100本分のタンパク質が流出することが判明しました。100日続けたら1万本分に…。 そこで、市販のシャンプーを使う時のコツとしてお伝えしたいのが「髪の毛を洗わない」こと。実は、市販のシャンプーは髪の毛を洗うためではなく、頭皮を洗うために開発されています。髪ではなく頭皮をしっかり揉み洗いして、お湯でサッと流すことで、ダメージを最小限に抑えることができるんです。ぜひ実践してみてください。
- 年々増える白髪とどうやって付き合っていけばいい?みなさんがよく思っていない「白髪」は、20代中盤から増えてくる方が多いように思います。以前「いつから白髪染めをしたらいいのか」というお話をさせて頂きましたが、自宅で行う白髪染めは「染める」一択。けれど、美容院では大きく分けて「染める」「ぼかす」「活かす」の3つの選択肢があります。今は飛躍的にカラーの精度が向上し、比較的明るい色でも白髪を「染める」ことができるようになりましたが、私がおすすめしているのは「ぼかす」方法。しっかり染め上げず、ファッションカラーを使って若干の色味をのせてベースとブレンドさせるやり方です。これにより根元が伸びても馴染みが良くなります。 年齢を重ねるにつれ、白髪は増えていきます。それを拒否するのではなく個性の1つとして捉え、ボカしながら自然なハイライトを楽しむことで白髪との付き合い方もうまくいくと思います。
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- タイに来てから髪が傷んだ気がする…この質問は、お客さまからよく聞かれる内容です。タイの水質や紫外線といった問題はもちろんですが、美容師としてアドバイスできるのは「トリートメントを正しく使うこと」。多くの方はシャンプー後、そのままトリートメントをつけて放置していると思いますが、何よりも大事なのは「付け方」。 長い時間、放置しなくても付け方を意識するだけで結果が大きく変わるんです。 正しいトリートメントの付け方は―①シャンプーを流した後、髪の毛の水分を落とす ②適量のトリートメントを手のひらから指の間へと満遍なく伸ばす ③髪の毛先・中間にしっかり優しく「モミモミ」しながら指を通す ④両手で髪の毛を包み込むように、上下に10回ほど動かす ⑤お湯で軽く流す―です。ポイントは、満遍なくしっかり付けること。放置ではなく、上から下に愛情を込めて優しくマッサージすることです。ぜひ実践してみてください♪
- “湯シャン”が 髪にいいって本当ですか?日本で一時期、話題になった“湯シャン”は、その名の通りお湯だけで髪を洗うこと。実は、頭皮の汚れはお湯でしっかりと洗えば80%は落ちます。ただ、残った20%によってバクテリア菌や常在菌が大量に発生し、頭皮のトラブルを招きます。また、紫外線にあたって酸化すると頭皮の老化を促す過酸化皮質も増えてしまうことに。それは避けたいのですが、“湯シャン”が適している人もいるんです。それは皮脂が分泌されにくい方。皮脂は頭皮を保護する役割があり、シャンプーで洗いすぎると必要な皮脂が除去され乾燥を引き起こしてしまうので“湯シャン”がおすすめ。ただし、ロングヘアやスタイリング剤を多く使う方は泡立てたシャンプーをサッとつけて流し、毛先にだけトリートメントをつけて流すと完成。 つまり、“湯シャン”は「万人に当てはまらないけれど、一部の人にはフィットする」ということでした♪
- 髪の洗い方で、パーマとカラーが 長く維持できるって本当?ブリーチによるカラーリングや強いパーマ、毎日のヘアアイロンなど、髪は日々ダメージを蓄積しています。そして実は髪の洗い方も、ダメージの要因になり得る一つ。ダメージを受けている毛先は、キューティクルが剥がれています。そこで激しく洗うと、キューティクルがさらに剥がれ、ダメージがより深刻化することに…。それを軽減するために、毛先より「根元」を重点的に洗うことがポイントです。 洗い方は、①シャンプーを手の平で少し泡立ててから髪の根元につけ、20秒ほど泡立てる(泡立たなければすぐに洗い流し、もう一度繰り返す) ②頭皮を指の腹でマッサージするように、また汚れがしっかり落ちるように洗う。 「毛先は洗わないの?」と思った人、正解です。重要なのは根元(頭皮)を洗うことであり、毛先はサッと洗い流す程度で問題ありません。これを機に、日々のシャンプー習慣を見直しましょう!
- 来タイ後、頭皮のベタつきが 気になるように。解消法は?年中暑いタイでは、日本に住んでいた時よりも頭皮のベタつきに悩んでいる人は多いのではないでしょうか? 今回は、頭皮のベタつきを改善する方法を2つお伝えします。まず、シャンプーやトリートメントを頭皮に残さないこと。シャンプーには光沢剤や栄養剤が入っているため、それが頭皮と髪に残りやすく痒みやニキビの原因にもなりうるためしっかり流す必要があります。 そこで活用したいのが「クッションブラシ」。洗い流す際に①頭頂部から前方へと頭皮に沿ってブラシを縦にしてとかし、②後方も同じように襟足部分へ向かってとかします。これを2〜3往復行うことで、頭皮の汚れをキレイにとり除くことができるのです。そして、乳製品や大豆などに含まれるビタミンB2をしっかりと摂取すること。ビタミンB2は皮脂分泌を整える作用があるため、意識的に摂取することを心がけましょう。
- DNA以外で薄毛になる原因って何?薄毛の原因はDNAが一因ではありますが、それ以外の場合もあり、薄毛を食い止めることが可能なんです。 DNA以外で薄毛になる原因は3つあり、1つ目は「糖分の過剰摂取」。これによって頭皮が糖化(=老化)するため、糖分の摂り過ぎは控えてタンパク質やビタミン、食物繊維、コラーゲンを積極的に摂ることをおすすめします。2つ目は「固い頭皮(頭皮の血行不良)」。頭皮の血流が悪くなると髪へ栄養が行き渡らなくなるので、毎日Mラインや頭頂部のマッサージをしましょう。3つ目は「しっかり洗えていない」こと。タイは日本の約3倍もの紫外線の量と言われています。髪の汚れをしっかり落としてあげないと、過酸化皮質という毒素をもった黄色の皮脂に変化し、毛根を弱らせるため、定期的なマッサージシャンプーが◎。ケアの仕方を知っているだけで毛量が変わってきますので、ぜひお試しを。
- ヘアアイロンで簡単にセットするコツってありますか?今回はヘアアイロン(コテ)を使った“簡単な”セット方法を、こっそり教えちゃいます。さて、右の「style」コーナーに載っている右の写真(大)ですが、皆さんは何回コテを入れていると思いますか? 答えは「6回」。難しい技術は不要な、とても簡単な巻き方です。 まず髪の外側半分を、写真(小)のように頭頂部でまとめます。髪を2層に分けて巻き方を変えることで、全体で合わさった時に外側と内側でズレが生じ、立体感と緩さを出すことができます。結んでいない髪はボリュームが出すぎないように外ハネで、左右・後ろで各2回(計4回)コテを入れます。髪を結んでいる部分はそのままの状態で2つに分け、髪をねじりながらコテを入れる「スパイラル巻き」を各1回行いましょう(髪の毛が細い方は全体に1回でOK)。 最後に、ヘアオイルを髪の根元・中間・毛先としっかり馴染ませて完成! ぜひお試しください。
- 髪にいい食べ物って何がありますか?過去に栄養学について勉強した経験をもとに、「髪にいい食べ物」についてお話をします。栄養の話は時代によって「いい・悪い」がさまざまに転じますが、ズバリ「海藻が髪にいい」は迷信です。ミネラルやビタミンを豊富に含みますが、髪が黒くなったり増えたりといった直接的な効果はありません。 積極的に摂取したいのは、「コラーゲン」と「ケイ素」を含んだ食べ物。最近解明された話ですが、髪を形成する細胞はコラーゲンを中心にできており、を摂取することで頭皮のコラーゲン形成に直接繋がると言われています。エイヒレやフカヒレ、魚・鶏の皮を日常的に食べることをおすすめします。また食物繊維が多く含まれるケイ素は、アンチエイジングが期待できるミネラル成分であり、小麦をはじめとした穀類やじゃがいもに多く含まれ、頭皮の若返りにも繋がります。詳しくは、ぜひ当店でお尋ねください。
- 髪へのストレスを解消するポイントって?気づかないうちに心のストレスが溜まっていませんか? ストレスを感じると頭皮は固くなり、髪や肌にまで影響を与えます。なので、頭皮や髪もお肌と同じようにケアしてあげることが重要です。頭皮や髪に影響を与える主なストレスに①睡眠不足②ビタミン不足③精神的なストレスがありますが、それらの解消方法をお伝えします。 ①睡眠の質を上げるために、就寝前に携帯を触らないようにしましょう。②ビタミンの中でも、ビタミンCは髪や肌のコラーゲンを形成する際に大きな役割を果たすので毎日補給するよう意識しましょう。③イライラや不安などのストレスが起きるとさまざまな免疫力が低下します。まずは「ありのままの自分を認めてあげる」「今やるべきことに集中する」ように意識することでストレスが緩和され、美しさを保つことに繋がります。簡単にまとめましたが、詳細は僕のお店でお話ししますね♪