YAMAICHI SPECIAL STEEL(THAILAND) CO., LTD. 

日本から輸送される特殊鋼は良心的な価格で顧客から好評。ベトナム工場と連動した熱処理による「精密金型加工」も提供している

特殊鋼のスペシャリストが
究極の焚き火台を開発・発売

創業以来100年近くの歴史を持ち、特殊鋼のスペシャリストとしてものづくりの世界を支えてきた「山一ハガネ」。そんな同社が2003年、タイに設立した「YAMAICHI SPECIAL STEEL」は、タイの自動車業界を始めとした製造業になくてはならない“ハガネ”を提供してきた。

高級特殊鋼素材の供給のみならず、1ミクロンにこだわる精密加工技術と高精度の技術測定などの特殊鋼を用いた製造現場にとって不可欠な要素を持っているのが強み。加えてAS9100に裏付けされた管理体制などにより日本品質のサービスを展開している。

そして昨年、同社初となるリテール向け製品がリリースされた。その焚き火台の名は「HITAKI」。金属加工技術を生かしたハイエンド向けの焚き火台で、日本ではすでに大きな反響を得ている。素材には上質なステンレスを使い、熟練した専門の職人が溶接を担当。そんな「HITAKI」が採用しているフレーム構造には、「炎を遮らない」 「設置、撤収、洗浄が簡単」「用途に合わせた拡張が可能」という多岐にわたるメリットも。キャンプはもちろん、ホテルでのアクティビティやイベントなど、多岐にわたるシーンで活躍してくれるはずだ。

同社GMの肥後氏は「弊社の強みは鉄・鋼における知識と専門技術でニーズに＋αでお応えできること。このHITAKIもそのような提案力があってこそ誕生しました」と語る。特殊鋼のスペシャリストは、新たなステージへと向かっている。