第一セントラル タイランド
空調設備の販売・取付・施工管理・アフターサービス
“空調の専門家”による最適設計で
エアコン電気代平均43%削減
空調、電気、太陽光発電、給排水設備の販売及び施工を取り扱う「第一セントラル設備」(千葉県市川市)。1974年の創業以来、40年以上に渡って「快適な環境の創造」を社是に掲げる同社が、バンコクに現地法人を設立したのは2011年。
ここタイでは、空調設備・給排水・電源・圧縮空気設備の設計施工を提供してきた。近年、タイにおける省エネ需要の高まりを受け、15年より注力しているのが、インバータエアコンへの切替だ。
ノンインバータ式は、電気消費量が大きいものの初期コストが安価なため、タイではいまだ、多くの企業が導入している。だが、「結果的にエアコンの電気代がかかり、コストの無駄につながります」と小倉三英マネージングダイレクター(MD)。
同社では設備設置にあたり、事前に現場調査を実施。温度・湿度はもちろん、空気循環の効率性の点も含め、時には現状と全く違った最適な設計も提案する。
また、その際、現状(実際の電気消費量)と、電気代・投資回収の試算など具体的な数字を提示。コストを含め、顧客に寄り添った最適なソリューションを作り上げていく。「施設毎に合った設計をすることで、効率よく電気代を下げることができます。お客様に無駄な投資をしてほしくありませんから」(小倉MD)。
同社では、電気・機械設備の1級国家資格を所有する小倉MDをはじめ、空調・電気設備に精通したスタッフが常駐。現在、平均43%のエアコン電気代削減を達成しており、日系はもとより、ローカル企業からの引き合いも増えているという。
小倉MDは、「タイの省エネ市場で、太陽光発電にも積極的に乗り出します」と、今後の展望を語った。
- ①同社で設備計画の見直しをした結果、削減率最大81%を達成した例もあるという
- ②日本語の話せるタイ人の技術スタッフも在籍。チームワークは抜群
- ③「今後も環境に配慮した設備を取り扱っていきたい」と語る小倉MD
※この情報は2017年3月現在の取材を元にしています