イー シナジー タイランド
システム開発、エンジニア派遣、24時間の運用サポート
目指したのは、半永久的な顧客満足
利用者と共に解決し続けるシステム開発
1991年に東京で設立したイーシナジーが、いち早くオフショア開発の拠点として選んだのがタイ(2005年)だった。その後は、発展著しいASEAN地域を中心に、ソフトウエア開発やサポートで実績を積み、スクラッチ開発からパッケージソフトウエアの導入、エンジニア派遣まであらゆるニーズに応えてきた。ご存知の通り、タイを中心としたASEANには日系企業をはじめ多くの製造拠点が集積。必要とされたのは、生産管理や機械制御といったシステムだった。同社が保有するi-Primeは、生産管理に必要な要件を一定水準で標準化させたシステム開発部品。顧客の既存生産体制に限りなく近いシステムを短期間で導入でき、当然、ゼロからのシステム開発よりも期間、コストともに抑えられる。「顧客ニーズには、絶対にNOとは言わずに解決策を見つけることです」と話すのは、小森篤良社長。掲げる姿勢は、色濃く事業にも反映され、期待に応えてきた努力が、同社のスタイルを確立した。
設計しながら開発するアジャイルや運用しながら開発するDevOpsで、「開発・保守・運用一体型のサービスを提供します」。これらは、システムにおける開発者(同社)と運用担当者(顧客)が連携して協力し合う手法だ。使われるのは、米国国防省でも使用される OutSystems Platformと呼ばれる設計・開発ツール。「ゼロから独自で作りこむよりも、数倍高い生産性を実現できるんです」。顧客と一緒に課題を解決する姿勢は「個々に作られた既存システムをつなぎたい」や「システム設計書のないシステム解析とアドバイスがほしい」といった相談にもつながった。“信頼の積み重ねは一朝一夕にならず”を体現したのが同社だ。
※この情報は2016年01月現在の取材を元にしています