タイ日東精工マシナリー
ねじ締め機、産業用機械の製造販売及び輸入販売
驚異の省人化を実現!“ねじ締め”中断ゼロ宣言
生産ストップの問題を“ねじ締め機”によって脱却を図るのが、ねじのスペシャリストである「日東精工マシナリー」だ。「東南アジアの“ねじ締め機生産のハブ”となりたい」と小谷社長が語る通り、今年からねじ締め機の生産を開始。生産性向上に直結する提案を、これまで以上に“安価かつ迅速”にした。
精密ねじの詰まりを解消した「バキューム型ねじフィーダー」に加え、カメラ搭載のねじ締め機「位置補正カメラ搭載Yθ型ねじ締めロボット」によって、ねじ締め工程で起こりうる作業中断をゼロにすると宣言。同社独自の推力制御技術を搭載し、職人のねじ締め技が高速で多数、かつ同一レベルで再現できる。
カメラ搭載は、「定点でなくとも締め付け機側での補正でねじ締め工程の作業効率を向上させたい」というクライアントの声を反映し、カメラでの位置補正によってねじ浮きやねじ山潰れを極限まで減らしたという。
「作業員に対する教育不要、かつコンパクトサイズで既存のラインにもすぐ投入可能。0.1mm単位で設定できるため、少量多品種傾向の生産現場であっても非常に多くの作業に対応できます」と小谷社長は太鼓判。
さらに、従来の課題であったねじの噛み込みや10%以上の位置ズレにより発生する締め付けミスに対しては、バキューム整列による供給とカメラの位置認識によって詰まり問題を解消。定点以外の作業の実現を可能にした。“作業中断ゼロ”から導かれる省人化実現・コスト削減・生産性向上。同社の製品に、死角は見当たらない。
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- ①「バキューム型ねじフィーダー」。精密ねじや極小ねじの噛み込みと詰まりをゼロにするフィーダーは、思い切った省人化を可能にする
- ②位置補正カメラ搭載Yθ型ねじ締めロボット
- ③「ねじ工程におけるさまざまな課題をFAでゼロにします」と、FA化に自信を覗かせる小谷社長