工業団地公社との連携で
多岐にわたる事業領域に対応
タイ工業団地公社との連携で、さまざまな事業領域に対応。物流、電気系製造業など幅広い分野の企業が同工業団地に進出している。
また、小規模サイズの分譲や賃貸工場を展開するなど、フレキシブルな体制で企業を誘致。
タイの中で存在感をアピールするとともに、立地、設備面、環境などにおいてアドバテージをもった工業団地だと言える。
豊富な工業用水の供給体制で幅広い事業に対応可能
ハイテクアユタヤ工業団地
HI-TECH Ayutthaya Industrial Estate
ハイテクアユタヤ工業団地は1986年、アジアンハイウェーNo.32沿いに設立。物流、電子、電気などの製造業と自動車産業のハブとして開発された経緯を持つ。全体の面積は2600ライ(4160000㎡)という広大な敷地を誇る。バンコク港へは60km、そしてレムチャバン港には150km。さらにドンムアン国際空港へは36km、スワナプーム国際空港へは60km、市内へも60kmと、その恵まれたアクセス環境は、同工業団地の大きなアドバンテージとなっている。敷地内には24時間安全監視設備があり、ワンストップサービスセンター(OSS)や工業団地公社の事務所および輸出加工区のほかに税関支署も設置。タイにおける最大の輸出加工区となっている理由がそこにある。
また、工業用地の他、輸出ゾーン、商業用地、居住用地などが419haにもおよぶ広大な敷地も魅力。
世界的ブランドの製造業や運送業の集積地でもあり、タイ国内における工業団地の中でも重要な地位を築き上げている。
今、中国や台湾からPCBやエレクトロニクス関連会社のタイ進出に勢いがあり、日系企業も含めて工業用水の供給が課題になっている。その点においても同工業団地では日々60000㎥の工業用水の安定供給能力を持つとともに、焼却設備を持ち合わせているので安心だと言える。
PCB産業とエレクトロニクス産業に対応した
新しい土地の供給開始を発表
新しい土地の供給開始を発表
ハイテクアユタヤ工業団地では、近年におけるエレクトロニクス産業の進出に対応するために、事業を発展させるための要素を多く含んだ立地とともに、総合的な持続性のあるプロジェクトを新しく進めている。その一環として、準備されているのが、PCB産業及びエレクトロニクス産業に特化した区画を提供できる体制準備だ。
アジアハイウェイに面した150ライ(250,000㎡)の土地を新たに準備。同所では1日60,000㎥もの工業用水の供給を約束し、予備の工業用水も20,000㎥用意している。
また、同工業団地はPCB及びエレクトロニクス産業のハブであるアユタヤ県に立地しており、それら産業の中心地でもあると同時にPCBやセミコンダクター産業にとって優位性があるといえます。バンコクへは60km、そして産業集積地であるパトムターニー県にも近い便利な場所にあります。
さらに、BOI認可を取得することで数多くの税金等の恩典を受けることができ、業種によっては最大5年+3年という恩恵や、工業団地公社におけるワンストップサービスを受けられることも。フリーゾーンあるいは通常区画においても、土地購入や建築認可等の許可がスムーズに受けられる。
アユタヤ工業団地内の小規模サイズ分譲・賃貸工場
SMEs Estate
HI-TECH Ayutthaya Industrial Estate
設立は2014年。アユタヤ工業団地に接続した中小規模向けの分譲・賃貸工場向けのエステート。タイ工業団地公社(IEAT)提携団地として、事業や工場建設の許可取得をワンストップサービスで受けることができる。
工場敷地は600㎡から、サイズは30m x 20mが基本。警備態勢も24時間で保守面での信頼性も高いと言える。
ビジネス環境としては十分に安心できる好条件。団地内には様々な業務に不可欠な十分な水量を確保している。また、工業団地の周りには洪水対策として堤防が作られており、工場内への浸水防止がしっかりと図られている。
タイの経済動脈である国道32号線に面し、空港や深海港へのアクセスも極めて至便だ。
プラチンブリ唯一のインダストリアルエステート
ハイテクカビン工業団地
HI-TECH Kabin Industrial Estate
プラチンブリ県で唯一のIndustrial Estate。同工業団地は国道304の160km地点に沿ってあり、その規模は1075ライ(1720000㎡)となっている。スワナプーム国際空港へは120km、ドンムアン国際空港へは145km、レムチャバン港へは120km、バンコク港へは160kmと、工業関連の要衝にアクセスも良好だ。
バンコクと東北地方を結ぶ交通の要所に位置することからも、最高の立地条件だと言える。整備された交通網が存在することで、陸路・空路・海路全てに渡る輸送手段を使うことが可能だ。
団地内では監視施設が24時間稼働している。またワンストップサービスを行う工業団地公社の事務所を備える。
BOI認可企業となることで様々な優遇処置を受けることができ、法人税の免除を始め、原料の輸入関税の免除など魅力的な恩恵もある。
工業用水の供給能力は6000㎥/日とインフラの能力にも優れている。工業と豊かな自然の共存を目指す工業団地だけあり、敷地内には9000㎡の緑地を設けるなど産業拠点でありながらも、心がくつろぐような雰囲気も大切にしたハイテク団地だ。