二者監査とは
二者監査とは、組織(購買元、委託元、親会社)が自らの要求事項への適合性を検証するために供給者、子会社などを監査することです。
現代の企業経営にとって重要な鍵を握るコンプライアンス体制の確立や、ブランドイメージの維持・向上のためには、自社のみならず、購買先や外部委託先などのサプライチェーンも含めた一貫した管理が必要不可欠です。
こんなシーンでご利用頂けます
- 食品販売会社における仕入先の工場監査
- 外注加工業者の取引前の信頼性調査
- 金属プレス部品製造会社における外注先メッキ処理工程の監査
- 商社の配送委託業者の管理状況の監査
- M&Aでグループ傘下に入った事業会社に対する労働安全・労務管理の監査
- 不良率が高くなった自動車部品工場に対する作業者のモチベーション維持に関する監査
二者監査の目的・メリット
1
監査ツール(チェックリスト)による、細部に渡るリスク管理
顧客が二者監査を必要とする対象組織のさまざまなリスク(品質・環境・食品安全・労働安全・人事・情報セキュリティー・緊急事態・BCP・コンプライアンス・ガバナンス等)について、豊富な経験に基づいて専門性の高いチェックリストを作成し、リスクベースの有効な監査を実施することが可能です。
2
経営者のリスク認識、経営課題を明確にした監査の実施
ISOや業界基準に基づいて適切な二者監査を行うだけではなく、経営者のリスク認識や経営課題を明確にし、ガバナンスの観点からも有効な監査を実施します。 サプライチェーンに関係する組織全体の監査だけではなく、食品安全などの対象リスクを事業単位で監査するピンポイントの監査等も行ってまいります。