タイ日野販売
トラック・バスの販売及びアフターサービス
12年ぶりに新モデル「VICTOR」投入
潤沢な部品と高いサービス力が二本柱
1962年に設立したタイ日野販売。50年以上の歴史を持ち、タイ経済の発展を長年に渡ってサポートしてきた。80年代後半、ヘビーデューティーに耐えうる日野自動車の大型・中型トラックは建設需要と相まって、現場に必要な砂や砂利を運べる車両として人気を博した。その流れを引き継ぐ現行車は、マーケットシェアの約半分を誇り、広く支持されている。また、2000年には新たに小型4輪、2tトラック分野に参入。優れた経済性が顧客に受け入れられ、シェア30%にまで成長した。タイで日野が支持される理由には、商品の信頼性はもとより、アフターサービスの充実、顧客を総合的に支援する「トータルサポート活動」が挙げられる。タイでは日野だけが提供しているドライバーの技術向上支援プログラム「日野スマートドライバートレーニング」や長年使用した車両のエンジンを蘇らせる「セーブ＋メンテナンス」、定期メンテナンス契約「サービスコントラクト」など、“顧客第一”の姿勢が市場から絶対的な支持を獲得している。そして今年９月、12年ぶりにフルモデルチェンジとなる新型500シリーズ「VICTOR」を市場投入。ドライバーの快適性が向上するキャブサスペンション、安全性の向上を図るフルエアブレーキ、運行管理者をサポートするGPS・デジタコが一体となった「IQ（いっきゅう）さん」が標準装備されるなど、商品性を大きく高めた。「車のダウンタイム（使えない時間）をなくすことが、我々の責務。そのために部品を潤沢に揃え、そしてサービスの向上に努めたい」と話すのは、中村伸社長。新モデルの投入と高いサービス力の二本柱で、さらなる顧客の支持拡大に挑む。
URL: www.hinothailand.com
E-mail: :uchiyama_a@hinothailand.com
※この情報は2015年11月現在の取材を元にしています
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