タイから応援! Jリーグ

12月4日
今季最終節

 
今季の明治安田生命Ｊ１リーグは11月20日に36節までを消化。すでに川崎フロンターレの優勝が決定し、横浜FC、ベガルタ仙台、大分トリニータの3チームのＪ２降格も確定している。
 
タイ代表のDFティーラトンが所属する横浜Ｆ・マリノスは、川崎Ｆと優勝を争ったものの終盤に失速し、2年ぶりのタイトル奪還はならなかった。それでも3位以内を確定させ、来季のACL出場権を獲得している。
 
そのチームにおいてティーラトンは、左サイドバックのレギュラーとして、シーズンを通して稼働。質の高い左足キックと粘り強い守備を発揮し、今季もコンスタントな活躍を見せた。36節終了時点で25試合に出場し、得点こそないものの、2つのアシストを記録。リーグ最多得点を記録する横浜FMの攻撃に欠かせない存在だった。

 
一方で、同じくタイ代表のチャナティップの所属する北海道コンサドーレ札幌は、36節終了時点で12位と中位に留まる。シーズン途中に主力が移籍した影響もあったが、上位争いにはなかなか絡むことができなかった。残留は確定させており、結果を残したと言えるだろう。
 
札幌で5シーズン目を迎えたチャナティップは開幕の横浜FC戦でいきなりゴールを奪う好スタートを切ったものの、負傷により離脱する期間も長かった。すでに昨季を超える21試合に出場してはいるものの、1得点・3アシストと、攻撃的な選手としては満足のいく結果を残せなかった印象だ。もっともシーズン終盤にはフル出場を続け、復調を示したのは好材料で、残り試合での活躍も望めるだろう。
 
12月4日に行われる最終節で、横浜FMは王者・川崎Ｆと、札幌は降格が決まった横浜FCと対戦する。シーズンを締めくくる一戦で、2人はいかなるプレーを見せるのか。来季につながるパフォーマンスに期待したい。

【12月04日12:00】
横浜F・マリノス VS 川崎フロンターレ
横浜FC VS 北海道コンサドーレ札幌
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