ジャステック タイランド
システムコンサルテーション、ソフトウエア開発、パッケージソフトの開発・販売
タイIT黎明期から積み重ねた実績
「顧客第一主義」で獲得した信頼
完全独立系IT企業の日本システム技術(JAST)。1992年のタイ進出以来、数多くの日系企業の海外進出をサポートしてきた。業務システムの導入・開発では、自社開発だけでなく、各種パッケージ製品を取り揃え、柔軟に対応。日本で利用しているシステムのタイローカライズから、ハードウエア・ソフトウエア・ネットワーク機器の手配まで請け負う。「進出当時は、タイのIT黎明期。顧客が必要とすればPC1台から対応し、顧客目線でのシステム提案を心がけ、信頼を築いてきました」と語る塩塚正勝マネージングダイレクター。
同社が導入を推し進めるのは、国産の総合業務パッケージ(ERP)の「A.S.I.A.GP」だ。タイをはじめ、グローバル展開を行う日本企業向け戦略ツールとして開発。タイでの標準機能は、タイ語、BOI対象事業別の財務諸表出力、WHT(源泉徴収)・VAT(付加価値税)に対応。タイからASEAN各国への展開も考慮し、「多言語」や「多通貨」、「多基準管理」に加え、各国の現地税制対応も標準装備。また、海外拠点データの一元管理、拠点をまたぐデータ分析も可能。さらに、受発注と販売・購買に伴う在庫管理機能も備える。クラウドにも対応し、災害にも強く、初期導入コストを抑えられ、月額費用での支払いもでき、会計アウトソーシングの代替となり得るなどメリットは大きい。ほかにも、タイで需要の高い生産管理・生産計画パッケージの導入実績があり、パッケージで対応できないバーコード連携、EDI情報連携などは自社開発で対応。顧客ニーズに合わせオーダーメイドで開発している。
JASTグループとして、AEC発足で誕生した巨大市場を念頭にグローバル化を推進していくが、どこの国でも普遍なのは「顧客第一主義」という信念だ。
※この情報は2017年1月現在の取材を元にしています