カワタ(タイランド)
粉粒体加工機器など販売・保守点検サービス
タイ市場で20年以上の実績!
水廻り機器の工場設立で販売強化
ゴムやプラスチックなど素材加工機器のリーティングカンパニーとして、1935年に大阪で創業したカワタ。62年に生産を開始した高速流動混合機(スーパーミキサー)は、異なる素材を短時間で均質に混合させることが可能で、今ではさまざまな分野で利用されている。87年には脱湿乾燥機(チャレンジャー)の国内特許を取得。コンパクトディスク(CD)の成形用樹脂乾燥システムは海外市場へ逆輸出するまでとなった。これらの高い技術力は業界でも屈指と評され、「技術のカワタ」として今に受け継がれている。
東南アジア市場への輸出・販売拠点としてタイに進出したのは1988年。粉粒体加工機器など、プラスチック成形機器の合理化周辺装置は、自動車など基幹産業の生産過程では欠かすことができない重要な存在。カワタは日本の高い技術力と高品質を武器に、緻密なサポートを実施。常時200社を超える顧客企業に対し、サービスを提供している。
現在、タイ国内での製品販売先は9割超が射出・押出・ブローなどの成形機業界。今後は非プラスチック業界にも販路を拡大すべく、営業活動を展開している。
その活動の一環として、2013年6月に水廻り機器製造「レイケンタイランド」をアユタヤ県・ハイテック工業団地に設立。タイに水廻り機器の工場を設立することにより、今までの成形機ユーザーに対してはもちろん、あらゆる工場に水廻り設備や配管工事を提供していく。
カワタが扱う主な製品は、樹脂乾燥機、輸送機(ローダー)、混合機、粉砕機、金型温調機、冷水循環装置など。