工房高橋の“クラブ選びで差をつけろ” 第3回
ゴルフクラブ選びは「その人のゴルフライフ」を左右するほど、その後の上達のカギとなります。
このコーナーではクラブ選びに関する質問に、Q&A形式で回答していきます!
7番と8番のアイアンの飛距離が同じ。
クラブが合ってないのでしょうか?
番手による飛距離差が出ない原因は様々。まずは適正なロフト角やシャフトを選ぶ
7番と8番の飛距離差がないと言う事ですが、8番と9番では? あるいは6番と7番との飛距離差はどうでしょう?
番手による飛距離差が出ない原因は数多くあります。
インパクトロフト。つまり、インパクト時のロフト角が開いてしまっている場合は飛距離差が出にくいと思います。
開いてインパクトする分、ボールは高く上がり弱い球筋に成りがちです。
もちろんスイングの問題が大きいのですが、一度ロフト角のチェックをお勧めします。
重過ぎるシャフトでのスイングではヘッドスピードも出にくく、長くなればなるほどヘッドスピード、ミート率が落ちてしまいます。
スイートスポットかその周辺でのインパクトではないと、思ったとおりの程飛距離か出ない場合があります(グラブによりオフセンターヒットでの飛距離差は違います)。
また、スイングバランスがあまりにも違いすぎる場合も、オフセンターヒットに繋がり飛距離差が出にくい場合があります。
シャフト重量とフレックスの調整により、スイングスピードとオフセンターヒットは改善できますし、(軟鉄鍛造であれば) ロフト角の調整で飛距離差は回復できます。
ただ、スイングレベルでのインパクトロフトは、ハンドファーストでのインパクトが最も飛距離差を生みやすいですね。
ハンドファーストでのインパクトをするためにも、適正なロフト角やシャフトを選ばれる事をお勧めいたします。