海外から帰国した生徒(帰国生)を受け入れる高校は、国公私立を問わず日本全国で増加中。帰国生入試で高校に入るための概要、準備方法などをお伝えします。
出願資格
帰国生入試に出願するための資格は、主に次の2つ。
- ①すでに海外・日本国内合わせて9カ年の学校教育課程(小学・中学課程)を修了している、または入学年の3月末日までに修了見込みであること。
- ②海外の学校に継続または通算して在籍した年数が一定以上あり、帰国日から受験する日までの年数が経過しすぎていないこと。
②の年数は2年以上、「帰国から受験までの経過期間」は1〜3年の間で設定されることが多い。そのほか追加される場合、「入学後は保護者と同居すること」「指定する通学地域に居住すること(または、その予定があること)」「保護者の帰国後に受験者本人だけで在留した期間や、本人単独で留学した期間は、海外の学校での在籍年数に含まない」などが代表例です。