コンビニやスーパーで買える!
タイのペットボトルの水を解説!【タイ・バンコク】

水道水が飲めないタイでは「ペットボトルの水」は毎日の生活に欠かせない必需品。タイのスーパーやコンビニでは様々なメーカーの飲料水が販売されています。
今回はタイで販売されている水をドリンキングウォーターとミネラルウォーターに分けてご紹介。普段よく見かける水だけでなく、バンコクでは買えない地方ブランドのご当地名水も要チェックです。

  • 水の価格、販売状況は2024年12月時点の情報です
  • 店舗によって取り扱いがない商品もあります

ペットボトルの水にも種類がある!

タイで販売されている水は主にドリンキングウォーターとミネラルウォーターの2つです。ほかにはどんな種類の水があるのでしょうか。


ドリンキングウォーター(Drinking Water)

フィルターなどで不純物を取り除いた水(飲料水とも呼ばれる)。水道法で定められた基準により「飲料用」と認められており、安心して飲むことができる。ミネラルや有機物も少ないため飲みやすい。


ミネラルウォーター(Mineral Water)

ナチュラルミネラルウォーターのうち、品質安定のためなどで沈殿やろ過、加熱殺菌以外の処理が加えられた水。品質を安定させるためミネラルの調整、複数のナチュラルミネラルウォーターの混合、ばっ気(水に空気中の成分を吹き込む)処理などが行われる。


ミネラルウォーターには他にもこんな種類があります!


  • ナチュラルウォーター(Natural Water)
    特定の水源から採取された地下水を原水としている水。「沈殿」「ろ過」「加熱殺菌」以外の処理は行っていない。
  • ナチュラルミネラルウォーター(Natural Mineral Water)
    最も自然に近い水、いわゆる「天然水」。地中でミネラル成分が溶解した地下水を原水としている。

ドリンキングウォーター編

Chang(チャーン)600ml/7THB

©bigc.co.th

ビールでおなじみの「Chang」と同じ飲料メーカー「タイ・ビバレッジ」が販売する水。アユタヤで採れた地下水を使用しており、匂いは多少あるが、味は無味。

販売サイズ

330ml・500ml・600ml・750ml・1.5L

メーカー

Thai Beverage

購入できる場所

コンビニ、スーパーマーケット、オンライン

Crystal(クリスタル)600ml/6THB

©bigc.co.th

タイで初めてアメリカNSF(国立公衆衛生財団)の基準を満たし、FDA(食品医薬品局)から3年連続品質を受賞しており、タイの消費者からは信頼されている水として知られている。ミネラルが含まれていないので、クセがなく口当たりも優しい。

販売サイズ

350ml・500ml・600ml・1L・1.5L

メーカー

Sermsuk

購入できる場所

コンビニ、スーパーマーケット、オンライン


Namthip(ナムチップ)550ml/7THB

©thainamthip.co.th

タイの飲料メーカー「ハードティップ」社が製造・販売する飲料水。無味無臭だが、風味はやや甘く感じる。ボトルを薄くしてプラスチックの使用量を減らし、ボトルが潰しやすいことでリサイクルコストを下げるなど環境保全にも取り組んでいる。

販売サイズ

350ml・550ml・1.5L

メーカー

Thai Namthip(Haadthip PCL.)

購入できる場所

コンビニ、スーパーマーケット、オンライン


Neptune(ネプチューン)500ml/7THB

タイ東部ラヨーン県の山で採れる天然の湧き水を使用。添加物は一切含まれておらず、すっきりとした味わいが特徴。

販売サイズ

350ml・600ml・1.5L

メーカー

Neptune Food & Beverage

購入できる場所

コンビニ、スーパーマーケット、オンライン