タイの一年・季節

年間平均気温は約29℃の熱帯気候。年間を通して仏教に由来する祝日が多く、各地ではさまざまなイベントが行われています。

3つの季節

雨季(5月中旬~10月中旬)

雨や曇りの日が多い季節。日本の梅雨みたいに雨が降り続くわけではなく、激しいスコールが1日に数回集中して降り注ぎます。雨季の終盤では、連日大雨が降り続くので注意が必要です。


乾季(10月中旬~2月中旬)

雨が少なく乾燥した爽やかな天候が続くため、1年の中で最も過ごしやすい季節です。12~1月頃は朝晩冷え込むこともあり、長袖が必要な時期も。反して南部のタイ湾側では、この季節が最も降水量が多くなります。


暑季(2月中旬~5月中旬)

気温が最も上昇する季節です。朝から猛烈な暑さが続き、夜になっても気温がなかなか下がりません。バンコクでも日中の気温が30~40度になるため、熱射病などの注意が必要です。


タイの大気汚染(PM2.5)について

ここ数年、タイではPM2.5(微小粒子状物質)の影響が深刻化しています。原因は自動車の排気ガスや製造工場などから排出される煙、サトウキビの焼畑農業などさまざま。タイ政府では航空機による人工降雨を行うなどして、こうした大気汚染対策に本腰を入れていますが、世界的に見てもワースト国の上位であると言わざるを得ない状況です。
タイでPM2.5の濃度が最も高くなるのは、例年11月から4月中旬頃。中でも、バンコクでは年明けから4月にかけてピークに達し、都心部では空が霞がかって見える日も。この時期にはスマホアプリなどでPM2.5の状況を確認し、「不急不要の外出を避ける」「外出時はマスクを着用する」「室内に空気清浄機を備える」といった対策が必要になるでしょう。


2022年2月1日 春節祭(中国旧正月)

旧暦で祝う中国の正月。街中では赤い提灯などの装飾が見られ、中華街は特に賑わいます。


2022年4月13〜15日 ソンクラン(タイ正月)

タイの旧正月を祝う行事。街中で水をかけ合う「水かけ祭り」としても有名です。


2021年1/1 元日

日本と比べると一般的に正月休みは短く、年明け2日から就業開始する企業もあります。

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