鉄道でカバーできないエリアをはじめ広範囲の地域を網羅するバスは、運賃も安く庶民にとって重要な交通手段です。縦横無尽に走る200以上の路線があります。
都営バスの一部路線(青バス)にはエアコン付きの車両が運行されていたり、近年はEVバス(電気自動車のバス版)も運行され始めました。
バンコクを走る主なバスの種類
赤バス(都営)
白バス(私営)
ピンクバス(私営)
青バス(都営)
バスの乗り方
停留所にバスが来たら、手を上げます。料金はバスの中で係員に手渡し。距離制の場合は、行き先を告げると料金を教えてくれます。小銭の用意を忘れずに。
バスの降り方
ブザーを押すと次のバス停で停車してくれます。車内放送がないため乗り過ごしに注意。運転手に目的地を伝えておくと、最寄りのバス停が近づいた際に教えてくれることも。
バス正面の看板の色に注意!
看板や看板の文字の色によって運行形態が変わります。オススメは、正規ルートを確実に走る「青色」の看板(文字)を掲げたバスです。
青色 | 通常運行 |
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赤色 | 一部区間のみ運行 |
黄色 | 途中から高速道路を使用。正規ルートを走らず終点まで運行 |
オレンジ色 | ラッシュ時のみ運行し、主要バス停のみ停車 |
路線バスに「EVバス」が登場!
2022年から路線バスにEVバスが導入され、2023年7月時点では民間企業が運営しています。2022年末時点では122路線に1250台を導入済みです。
2023年内にはバンコク都庁が管理するバンコク大量輸送公社(BMTA)がEVバスを400台、2024年には2600台導入する予定。
バンコク都は2024年7月中に路線バスの完全EV化を目指しており、EVバス以外の全路線バスを廃止する予定です。最終的には民間企業の追加導入を合わせて、バンコク都内をEVバスが7,000台走る見込みとなっています。
EVバスの運賃
距離制となっていて15B、20B、25Bの3段階に分かれています。