丸紅ソフトウエア&テクノロジー タイランド
ASEAN地域でのあらゆるITソリューション
「すべての会社で見える化(可視化)を図り
力になれるITベンダーになりたい」
「丸紅グループをITでグローバルに下支えするほか、タイを中心としたASEAN地域でのITソリューションも提供しています」と話すのは、MARUBENI SOFTWARE & TECHNOLOGY (THAILAND)の林修好マネージングダイレクター。
タイ進出は1989年とアジア通貨危機(97年)以前で、その後の政変・災害も含め、約30年にわたって日系企業をIT面で支えてきた百戦錬磨だ。それだけに、経験が導き出すニーズやチャンスの予見能力は折り紙付きで、必要とされるサービス群がそこにある。
財務会計から販売・顧客・在庫・業務管理といったビジネス上の中核業務を一体的に提供するERPソリューション“SAP”のほか、ゼロからつくり上げるスクラッチ開発。顧客満足につながる、ヘルプデスクを設置することで、ITに関わるすべてに対応するワンストップサービス体制を整える。
最大級に力を注ぐのが“見える化(可視化)”だ。よく耳にする言葉だが、同社が挑むのは、経営層、マネージャー、現場(営業・製造)といったすべての階層担当者が、見たい・見せたい・使いたい時に、すぐに情報を引き出せるか。「文字の大きさ、見やすさも含めたデザイン的な観点も重要です」(加藤洋樹セールスマネージャー)。根幹となる帳票基盤ソリューションは、導入実績約2万社を誇るウイングアーク1stの“SVF”。会計、販売、顧客管理システムに蓄積されたデータを集計・分析した後にグラフで可視化し、経営戦略やその他の意思決定時に活用できるほか、見積書、売上伝票、契約書などの電子化も可能だ。タイでの総代理店でもあり、導入時のカスタマイズやノウハウには一日の長がある。“これで手柄は、皆のもの”。
- ①「我々は、ドラマとは違い、晴れの日に傘を貸して、雨の日にも傘を貸します」 (加藤氏)
- ②すべての階層で使える、本当の見える化(可視化)を目指す。タイでの約30年は伊達じゃない
- ③「丸紅グループで培った多国間で連携した、システム調達・構築、運用の統制などを調整します。日本に本社を持つ、タイの日系企業はすべてグローバル企業です。お気軽に問い合わせください。必ず、課題を解決し、自社に合う、必要とされるITソリューションを導き出します」(林MD)
※この情報は2017年1月現在の取材を元にしています