MBK Public Co., Ltd. – 世界各国の人にご満足頂くことが、我々の使命です

世界各国の人にご満足頂くことが、我々の使命です

President & CEO
Suvait Theeravachirakul
スウェート・ティラワチラクン
BTSナショナル・スタジアム駅前に堂々そびえ立つMBKセンターを筆頭に、ホテルや不動産など、さまざまな事業展開を有するMBKグループ(以下MBK)。年々拡大の一途を遂げる同グループの現President & CEO、Suvait氏にインタビューした。


元々経営に興味があったとお伺いしています
実家が自営業だったこともあり、常々経営のことに興味は抱いていました。大学では経理・経営学を専攻し、卒業後は一般企業に勤務。しかし、私自身が求めていた社会人生活とは異なり、言われたことを淡々とこなす毎日に疑問を感じて約1年ほどで退社したんです。その後、ニューヨークの大学へMBA取得のために留学しました。ニューヨークでの生活は計4年。多忙な大学生活と並行して、レストランの皿洗いやタクシーの運転手など、さまざまなアルバイトを経験しました。

 

帰国後、倒産寸前のMBKに入社し、見事復活させました
米などの輸出販売をメインに展開していた前身の「マー・ブンクロン」社の勢いは留まらず、商業施設開発や不動産事業にも本格的に参入し、当時タイで最大の規模を誇るホテル複合型の商業施設MBKセンターを1984年に開業しました。

 

しかし、折からの株式不況と穀物の輸出不振から、資金繰りに目処が立たなくなり倒産寸前に。このタイミングで入社した私をはじめとする経営陣は、創業の基礎となった米などの販売事業を継続しながら借財などを返済し、会社を立て直しました。97年のアジア通貨危機の時にはこの経験を生かし、同通貨危機で追い込まれたホテルやゴルフ場、不動産などを買収し、ピンチをチャンスに変えて乗り越えました。

 
その後、ターゲットを“外国人観光客”にシフトチェンジ。以降、全土に渡るホテルやゴルフ事業のほか、11年にはラマ9世通りにコミュニティモール「ザ・ナイン」、15年にはバンコク郊外のシーナカリンに「パラダイスパーク・ショッピングセンター」を開業して成功を収めました。
at」の展開と、年々拡充を続けています。

 

近年、事業の多角化を積極的に推進しています
16年には保険仲介・電子商取引・フード・輸入販売など、新規事業にも進出。さらに住宅不動産部門では昨年以降、弊社が開発する新しいホテルやゴルフ場、商業施設プロジェクトに近い場所で、住宅物件を開発することに注力しています。バンコク都内・近郊はもちろん、プーケット県の「サバイビレッジ」や「ザ・インディ」など、各々のライフスタイルに合った住宅開発を進めています。

 

MBKセンターのブラッシュアップにも余念がないですね
日本人の方々にも馴染み深いMBKセンターを利用する外国人観光客の数が年々増えていることもあり、空港までの宅配サービスはもちろん、新規店舗やプロモーションなど、さまざまなサービスを拡大しています。
ツーリストラウンジに至っては、タイのショッピングモール初となる、バスルーム設備のあるツーリストラウンジを3年前に設置しました。また、ムスリムの方向けのプレイルームも設置するなど、利用して頂いたお客様からの評判も上々です。

 

あらゆることを網羅している姿が印象的です
大規模な顧客アンケートを年1回、テーマに合わせたアンケートを年数回行うことによって、お客様が希望することを常に実現しています。世界各国の人にご満足頂くことが、我々の使命です。

 

今後の課題は
特別ディスカウントやギフトなど、お客様との距離を縮めるために拡充を進めている「MBKアプリ」のさらなる充実。そして、時代に即した実店舗とEコマースの相互連携です。

 

プライベートの過ごし方
学生時代に選手だったバスケットボールをはじめ、ゴルフやバドミントン、フィットネスジムに通ったりと体を動かすのが趣味です。週末は家族と一緒に過ごしています。

 


MBK Public Co., Ltd.
02-853-7100
8th Fl., MBK Center,444 Phayathai Rd.
http://mbkgroup.co.th

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