エムエムシー ハードメタル タイランド
三菱マテリアル製切削工具の販売及び提案型ソリューション営業
テクニカルセンター「MTEC」が好評
秋には新製品を投入、タイでもお披露目
高精度、高品質、高能率の3点を製品開発の基本に置く三菱マテリアル社製の切削工具。そのタイにおける販売を一手に手がけるのが、MMCハードメタル（タイランド）社だ。2010年8月に現地法人を立ち上げ、東南アジア一円のほか、オセアニア、パキスタン、南アフリカまでの広大な地域が担当エリア。昨年1月に始動した東部アマタナコン工業団地のテクニカルセンター「MTEC」が早くも好評。
最大60人収容可能の新型施設で、工作機械を設置、切削に関する業務を行うエンジニアに講義及び切削実演を行うことで加工の理解度や業務の効率化につなげている。「お客様は種々の課題を抱えています。そういったことを解決できるサービスを提供しなければなりません」と話すのは、藤林佳之マネージングダイレクター（以下ＭＤ）。
製品においては、三菱ブランドならではの強みを発揮。業界から高い評価を得ている低抵抗両面インサート式汎用正面切削工具「WSX445」は、両面利用を可能としたZ形状の新製品。つるまき状に排出される切り屑へのこだわりが最大の特徴で経済性と低抵抗を実現した。現在の課題は、問い合わせなどの対応をより迅速化させること。「技術、社員のレベルを上げていかなければ、生き残ることはできない。ローカルでも日系でも“さすが三菱”といってもらえることが重要」と藤林MD。ブランド力をさらに生かすための施策にも余念はない。
また、11月に東京で行われる「JIMTOF」では、新作発表を予定し、タイのメタレックスでもお披露目する。世界トップレベルの技術力を生かしながら、サービスの強化でさらなる拡大を見込んでいる。
T02-661-8170（日本語）
24th Fl., CTI Tower, 191/32 Ratchadapisek Rd., Klongtoey, Bangkok 10110
E-mail: kikuchih@mmc.co.jp
※この情報は2016年08月現在の取材を元にしています
