切削工具、工作機械、ロボット等の販売及びベアリング等の製造販売
ナチ テクノロジー タイランド
アソークにショールーム兼テクニカルセンターがオープン
「不二越」の優れた開発力を受け継ぎ、タイで発展を遂げてきた「NACHI」が、7月7日アソークにショールームをオープン。
場内には自動車組立工場に導入されるスポット溶接用ロボット「SRA210H」、箱詰・パレタイズ「LP180」、小型プレス間搬送「MC20」、研磨・バリ取りセル「EZ07」などをはじめ、試作品を作るテスト機も配備している。
省人化や労働環境改善に繋がるロボット導入だが、特に電子基盤のアッセンブリにおいては、飛躍的に生産効率をアップさせることができるという。清水祐志セールスマネージャーは、「作業のシフトチェンジも柔軟に対応でき、初期投資コストも短期間でカバーできます」と語る。テクニカルセンターと一体化したことで、よりスムーズなソリューション提供も実現。取材日にも、日系自動車部品サプライヤーの現場管理者に向けノウハウ共有を行っていた。
また、高まる中型ロボットのニーズに合わせ、多目的コンパクトロボット「MZ12」を市場に投入。11月末から、同ショールーム内でその性能を確かめることができる。人とロボットの適材適所を提案する同社の発展を、肌で感じられる空間が誕生した。
双腕ロボットMZシリーズとして開発された、ショールームのキャラクター的存在。2つの内蔵カメラでヒトの目のように対象を捉え、的確にアッセンブリを行う様子が見られる |
※この情報は2017年11月現在の取材を元にしています